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豊作と裏作

コーヒーは、ミカンなど果樹と同じで隔年結果というの、ご存じだろうか?

1年目に実を付ける枝を伸ばし翌年、花が咲きやがて結実する。
だから毎年コンスタントに採れる訳じゃく豊作と裏作が交互に来る。

植え付けから収穫が出来る迄約3年、4年以降ピークを迎え、樹の先端をカットして高さを抑え7~8年で植え替える。

別に植え替え無くても収穫は出来るが下枝がだんだんと枯れ上がり樹を大きく育てても肥料を余分に取るだけだから、これぐらいのサイクルで植え替える。

もしくはカットバック・地上から50cm程度の高さで切り倒す。
そうすると幹の横から何本も徒長枝が出てくる。これは凄く成長が早いが、のちの剪定作業が大変で植え替えの方が後々の管理は楽。

ちなみに、実をつける節の間隔が短く、あまり大きくならない品種が、理想でその代表として良く知られているのはカチュ-ラやカツアイ。

毎年小ブロック単位で植え変えしているから、豊作のブロックと裏作のブロックがあって全体の収量は平均下するように思えるが、必ずどちらかに偏ってしまう。

これが不思議なところだ。

更に、不思議な事に、農園単位じゃなくその産地または国全体が同じように
豊作と裏作が出てしまう。

この差は、例えば近年のブラジルと世界全生産量の推移はおよそ以下の通り。

    ブラジル  全世界
01/02 3510万袋  11130万袋
02/03 5360万袋  12660万袋
03/04 3200万袋  10760万袋
04/05 4240万袋  11970万袋

とまあ、こんな感じ。

勿論、その年の栽培本数や、自然災害による変動も含まれているが、全体の3割強を占めるブラジルの裏作は世界の不足となる。

当然価格も変動するわけで、来年は裏作に当たるから、高くなる事が予想される。
お金のある人は、今のうちに買いだめをお勧めする。

まぁ、実際の価格変動の話になると、産地では前年の売れ残り、一方消費国の港湾在庫量等との兼ね合いもあり、よほどの自然災害でもない限り、大幅な高値になることはない。
本年10月のブラジル開花状況は、良好のようだ。

もっとも、プレミアム、スペシャルティ等と称する手間暇かけて作ったコーヒーは、そんな相場観など無縁である。
だから生産者の多くは、色んな特徴ある栽培や精選を取り入れ、切磋琢磨するわけだが、逆に自然災害で大不作となった場合、誰もそんな事しないだろう。






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17:04 | コーヒー | comments (2) | trackbacks (0) | page top↑
| top | 忙中寒あり

コメント

#
いやー。知りませんでした。こんなに豊作と裏作がはっきりしているなんて。
来年は裏作の年なんですね。
ほんと、不思議ですね。
皆さんそうならないように植え付けているんですよね。

相場に左右されないと言う意味で、
スペシャリティーは、生産者側に貢献しているんですね。
by: とんきち | 2005/12/25 19:33 | URL [編集] | page top↑
#訂正
すみません。本年度産の05/06が裏作の間違えでした。
未だ今年の収穫実績が出てないが、ブラジル政府は3300万袋、輸入業者は3500万袋と推定している。
ここらが面白いところで、ブラジルは高値期待で少なく見積もっているし、業者は少しでも安くなる事を期待して多い目の数字をはじき出している。
それでもって目下、値段の駆け引きの最中。
by: UGQ | 2005/12/25 20:43 | URL [編集] | page top↑

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