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マンデリン 1

コーヒーの味覚に大きく関わるのが、焙煎や抽出であることには違いない。
だが、その根元となるのはやはり個々のオリジンによる要素も多い。

そんな話してみようか。



アンウォッシュド精選と言えばブラジルやエチオピア。
では、マンデリンは?
一応、この精選方法に属してはいるが、ちょっと違う。

生豆のマンデリンで1番の特徴と言えば、潰れた豆の混入と深い緑青色、それと低グレード品のかび臭さ。

ブラジル、某国の他にマンデリンでおなじみのインドネシア・スマトラ島へも産地調査に行ったことがある。
と言っても2週間ぐらいのことだから
聞きかじっただけの事柄もあり、間違いもたぶんあると思う。

有名なスマトラ島リントン地区に入って直ぐに、広場で子供達がなにやら白いものの上で、今風に言えば板きれでスノーボード遊びをしていた。
近づいてみると、この白いものこそ、収穫されたパーチメントコーヒー。

ただの遊びじゃなく、パーチメントの脱穀作業だった。
しかもまだ、果肉を取り除いて間無しの状態での脱穀。…目の前で、どんどん潰れていく豆を見ると虚しさ一杯になった。

果肉除去作業は、見ていないがその時、聞いた話では小川で洗いながら取り除くとのこと。
これが、よくマンデリンに見られる潰れた豆の理由。

続きはまた次回。











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