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リサイクル

配達中、ラジオを聴いていたら、最近は「蚊取り線香」を焚かなくなっているらしい。確かに我が家も使っていない。

コーヒーブログで冒頭から「蚊取り線香」の話。
変と言えば変。

でもこのラジオの話題を聞いていて忘れかけた記憶がよみがえった。

コーヒー生豆の表面や覆っている薄皮。これをシルバースキンまたはチャフと呼んでいる。

聞いた話では、これを専門に回収する業者がいる。
集めたこのチャフが「蚊取り線香」の原料になるらしい。

重量比でいえば1%にも満たない量だが、ガサはかなりのもので1日300Kも焙煎するとサントスの麻袋(60K入り)いっぱいの量となる。
更に、これをグラニュレーターで粉砕すればもう一袋チャフが排出される。
毎日、何十トンも焙煎する大ロースターならこの量が半端でないことは
容易に想像される。

チャフに防虫・殺虫効果があるのかあるいは単なる増量用なのか、詳しい事はきいていないが、燃やすともくもくと煙を出して長時間くすぶり続ける。
あれは確かに「蚊取り線香」を連想させる。

畑が趣味の我がおふくろはこの時期、虫除けにいつも畑で燃やしながら
作業をしている。

もちろん肥料として畑の畝に鋤き込んでいる。

他にも、某大手焙煎工場脇を通ったら施設内の植木の根元にコロンビアの麻袋が、何枚も重ねてマルチングしてあった。
雑草除けと施肥だと思うがうまく考えたものだと感心した。

もう一つ付け加えとこう。
最大手のUCCでは麻袋を加工して社員の名刺を作っている。

改めて再利用というのは、良い事だと思った次第。
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