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焙煎梅雨バージョン

梅雨時の焙煎は、どうも調子悪い。

冬場は、熱が煙突から出ていきちょっと暖かい程度だが、
夏場は、焙煎機からの輻射熱で横にいるのも辛い。
だがこれは本題ではない。

連続焙煎の火力コントロールも若干の微調整がいるが、春先のような
朝から日中にかけての外気温の温度差の大きさによる火力の微調整に比べたら遙かに楽…これも大した問題じゃない。

問題は焙煎後の冷却と保管。

冬場に比べて2分は余分に掛かる。
それでも外気温以下には下がらないから、始末に悪い。

常温でも、香の成分はどんどん飛んでいってしまうから、外気温の高さは致命的。
当然、油の浮きも早い。

また冷却ファンは煙を吸い取る目的を兼ねているから「吸い風」で
雨降りだと湿気をどんどん豆が吸い込んでしまう。
だからちょっとでも冷却に時間をかけすぎると、湿気を含んだ手触りの
豆になってしまう。

この時期は、焙煎云々よりも冷却、保管には人一倍気を遣う。




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20:23 | コーヒー | comments (2) | trackbacks (0) | page top↑
○% | top | リサイクル

コメント

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デザインが良い感じで良くなっていますね。
やはり梅雨の時期、焙煎する方はかなりの神経を使うのですね。

湿気と温度の関係は大きくコーヒー豆はデリケートです。
by: オトシブミ | 2006/07/17 13:52 | URL [編集] | page top↑
#
>湿気と温度の関係は大きくコーヒー豆はデリケート
そうなんだわ。
この時季はホットコーヒーの需要はおちるから過剰在庫になりがちなところにこの暑さと湿気。
油が浮く=鮮度が悪い。
そう言ったとらえ方されてクレームも時々入ってくる。

そもそもが、スレートの倉庫でエアコンすらないのが
一番の問題だとは思うが…。
by: UGQ | 2006/07/17 18:02 | URL [編集] | page top↑

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