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有機栽培コーヒー考 1

最近、スペシャルティーブームからかめっきり増えたように感じるのが「有機栽培」、「農薬や化学肥料は全く使っていません」と言う商品説明。
有機JAS認可は日本より諸外国の方が審査が厳しいとはよく聞くが、「認可は受けていないが・・・」と言ったくだりもよく目にする。

或いは、収穫後の精選工程で除去された果肉やパーチメント殻を畑に戻す云々。 こんなのは当たり前のことでそんなに改まって強調することなのかと興ざめしてしまう。

さて本題。
植物の有機栽培とは栄養源として有機物を吸収し、利用しているわけではない。
有機肥料内に含まれる単体の無機物(窒素・リン酸・カリ等)を吸収し栄養としている。


これはコーヒーに限ったことじゃなく作物全般に言えることだが収穫を終えて次の開花を迎えるにあたってまず農園でやる作業は、作物が養分を吸収しやすいように「石灰」を施用して土壌の中和をはかる。

石灰は植物の必須栄養素だが、養分の供給というよりは土壌の酸性度を矯正する目的で施用される。

代表的な石灰肥料に「苦土石灰」がある。
微量要素のマグネシウムを含んだ石灰で3大要素(窒素・リン酸・カリウム)の中の燐酸肥料分を有効に働かせる働きもある。

これを化学肥料と言うのかどうかわからないがいきなり堆肥を与えても吸収しづらい酸化した土壌じゃ意味無い様に思える。

一概に有機肥料が無機肥料より優れているとはいえない。 例えば、有機肥料では悪臭がしたり施用後微生物の影響でガスが発生しその際の発熱で植物の根を痛めて養分吸収できなくなる事もある。

他にも、家畜の糞尿から作った堆肥だと、牧草の種が多く混じっていて
かえって雑草が増えてしまったと言う話も聞く。

一方、化学肥料だと多用すれば土壌障害の危険はあるが、
そんなことにはならない。
特に即効性という点では絶大なものがある。

有機栽培は美味しい作物と言う考え方は、間違っていないと思うが、
そのあたりを実際の営農を踏まえてもう少し書いてみることにする。

農園滞在中のメモ帳を紛失してしまい、細かい数字で書けないのは残念だ。




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