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有機栽培考 3

これまで有機栽培について否定的な話をしてきたわけだが、有名農園になるためには、高級品の産出は不可避で、コストを無視した栽培地があるのは確か。

例えば、農園解説で標高1400~1600mと記載されていれば、同じ品種であっても1600mの方が寒暖差が大きく高品質の可能性が高い。
さらに、陽当たり或いは水はけ等、地形的な条件の僅かな差が、大きく味覚に関わってくる。

そんな地形の良好な区画ばかりに集中的に施用管理して最終的な収穫品までロット管理をすれば、かなりの高品質品が期待できる。

ブラジルの滞在先にもそんな区域があって、ここはユウカリの木に囲まれていて、ブラジルでは珍しくさしずめユウカリがシェードツリーの役目を果たしていた。

品種はブルボン。
正直、多収穫品種のムンドノーボに比べて枝振り、結実数はかなり見劣りして豆粒自体もやや小振りで素人目には発育不良にしかか見えない。

それでもイタリア系の仲買人が収穫前から何度もこの地域には視察に来ていて売り先は早々と決まっていた。

まだ、「スペシャルティ」なる言葉すらなかった時代でもこんな事は
日常茶飯事だったから、日本のロースターが良品を確保するのは、本当に難しい。

ちなみに、この区域のコーヒーを帰りにお土産として貰って帰った。
帰国後、直ぐに国内のロースターに就職した物だから、この豆を社内の生豆仕入担当チームに焙煎試飲して貰った。
絶賛されたのは言うまでもないが、直接買い付けに乗り出すことはなかった。
その理由は、スクリーン16程度と小粒すぎて見栄えが悪い。
今も昔も一般ユーザー相手だと味覚よりも豆の外観が、優先されがちになる。

これはちょっと悲しすぎる。
ハンドピック重視もとどのつまりこんな感覚が根底にあるためのように思う。
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