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南国の雪 2

またまた害虫の続き。

消費国においては「ブロッカ」による虫食いの方がなじみあるが、
今回は「ビッショ ミネイロ」と言う1cmにも満たない小さな白い蛾の話。

この蛾も大量発生してコーヒーの葉っぱから、樹液を吸い取りやがて葉が枯れ落ちてしまう。

その数と言ったら半端じゃない。

ちょっとコーヒー樹を揺らせば辺り一面、まるで雪でも降ってきたかのごとく蛾が飛び交う。

イナゴの大群が真っ黒な塊となって飛び回り次々と作物を食い荒らす様子をTVで見たが、まさしくあの光景だった。

離れて見るぶんには幻想的な光景だが、栽培者にとっては、甚だ迷惑。
ブラジルの生産者の多くは、サビ病よりもこの害虫の方が恐ろしく感じていたようだった。

殺虫剤の散布は、他の除草など一般作業者が帰った後、日が暮れてからやっていたが薄明かりの中、白い雪?が舞ちる光景はさらに風情あったな。

遠くで狼の遠吠えなんかも聞こえてきて…

余談だが、ブラジル滞在中2人の労働者が農薬中毒で倒れた。
有機リン系殺虫剤による物だ。あのサリンもその一種だったと思う。

1人は、普段から大酒飲みで、また酔っぱらってふらふらしているのかと思われて、処置が遅れ亡くなった。

もう1人は薬剤散布中、煙草をすった途端、倒れてしまった。
病院に見舞いに行ったが、真っ赤に充血した目がいまも鮮明に蘇る。

突然、視界が狭くなって気が付いたら病院だった。
とのことで、本人は何故そうなったかさっぱり分からない。
彼も退院後、農園にはもどってこなかった。

今、有機だの無農薬栽培コーヒーなる者が、随分出回っている。
当時とは、産地を取りまく環境は随分変わってはいるが、
自分の体験上、「本当にそんなコーヒーあるのかな?」
と言うのが本心だ。

この話は何れまた。




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17:18 | コーヒー | comments (2) | trackbacks (0) | page top↑
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コメント

#
>UGQさん
南国の雪の意味がやっと分かりました。
「ビッショミネイロ」覚えておきたいと思います。
幻想的で、恐ろしい、蛾の雪が降るのですね。

殺虫剤について
そんな猛毒が残留しないのかどうか、いつも不安がつきまとうわけです。
以前お話があった、「燻蒸」もそうです。
最後は200℃以上で焙煎するのですから、なんにも問題ないと思うんですけどね。
その不安につけ込んで、無農薬ブランドが出来上がる。
でもそれは、栽培側からすれば非現実的だと、、、、
by: とんきち | 2006/01/18 23:04 | URL [編集] | page top↑
#
>そんな猛毒が残留しないのかどうか
まぁ豆は果肉に覆われていて直接、薬剤に触れる訳じゃない。
一応ブラジルでは収穫の何ヶ月前だったか覚えていないが、
薬剤散布は行わないとか言った取り決めが確かあったと思う。
この辺り記憶が曖昧で申し訳ない。
只、赤道直下で1年中収穫が行われるところは、そんな取り決め無理だろうし
何とも言えないな。
他にも、もっと恐ろしい薬剤の話しもない訳じゃないが、
コーヒーの話しから、逸脱してしまいそうだから辞めときます。
既にかなり脱線してしまっているようにも思うが…。

>栽培側からすれば非現実的だと

これに関して、良い逸話があるから、次回をお楽しみに。
by: UGQ | 2006/01/19 14:31 | URL [編集] | page top↑

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